「思ったように商品が売れなーい!」
ビジネスをしていると、そんな経験は山ほどします…。
私も何度も何度も経験してきました。
百発百中は無理だとしても、狙った商品がちゃんと売れるようになれたら良いですよね?
そこで、今回は、「思ったように売る」ために必要な、マーケティング力について説明します。
マーケティング力は、あなたのビジネスを成功させる上で、欠かせないスキルです。
さぁ、一緒にマーケティング力とは何か、学びましょう!
ところで、マーケティングとは何か、ご存じですか?
マーケティングとは、商品やサービスを消費者に届けるための「流れ」を作ることです。
具体的に、その「流れ」には、以下の3ステップがあります。
※このステップには、色々な種類がありますが、最もシンプルなのは、こちらです。
つまり、「へぇー、こんな商品あるんだー」と認知してもらい、「何だか良さそう」と興味関心を抱かせ、「よし、買っちゃおう!」と購入してもらう。
私もついつい余計な物を買っちゃう時もあります。
このような3ステップの「流れ」がスムーズに作られていると、ポチっと押しちゃいますよね(笑)
このように、普段の生活で、私たちが手にする商品やサービスは、企業がマーケティングを行った結果と言えます。
企業がマーケティングを行わないと、私たちは欲しい商品やサービスを見ることすらできません…。
そのくらい、企業が行うマーケティングは「売る側」にとっても、「買う側」にとっても大切なことと言えます。
「よーし、分かった!じゃあ、他の商品やサービスを真似してマーケティングをやってみよう!」
そう思っている方、ちょっと待ってください!
真似をしてチャレンジすることは良いことですが、やみくもに行うのは危険かもしれません…。
なぜなら、マーケティングは「絶対的な正解」がないからです。
同じ商品であっても、会社の規模やターゲット、状況によってピッタリなマーケティングの手法は違います。
例えば、私が取り扱っているサービスの1つの習い事では、大手と個人、都会と地方で全く異なります。
大手は地域や学校の協力を得られにくい代わりに、CMや新聞折込、SNS広告など、資本力を使ったイメージ戦略ができます。
個人は大手ほど資本力がなく広告費をかけられない代わりに、「地域の方のために行っている個人運営の教室です」と、地域密着感を出せば地域や学校の協力を得られやすいです。
また、ポスティングでは、都会だと住宅地が密集しているので配れる枚数が多いですが、地方だと密集していないので配れる枚数は少ないです。
このように、同じ商品だったとしても、マーケティングの手法は全く異なります。
SNSを活用するのか?
ローカルなチラシ広告を行うのか?
紹介を中心に考えるのか?
様々なマーケティングの手法はありますが、重要なことは、何度も何度も試行錯誤を重ねて「自分の商品の最適な流れ」を作り出すことです。
そう、単にどこかの真似をするのではなく、マーケティングを行う際は、試行錯誤が重要と言うことです。
「試行錯誤って、お金を使って色々、試すしかないのー?」
そう思う方も、おられると思います。
もちろん、時間とお金を使って試行錯誤をすると、「痛み」がともなうので、一番の近道と思います。
しかし、そうは言っても、毎回、時間とお金を使うのは、厳しいですよね…。
でも、安心してください!
マーケティング力は、日常生活の中でも鍛えることもできます!
その1つ目の方法は、自分自身の購入体験を振り返ることです。
例えば、Amazonで家電を買ったとします。
その時に、その家電のレビュー数や総合評価、料金、見た目など、様々な情報を見て判断すると思います。
このように、自分自身の日常生活の商品の購入で「どうしてこの商品を選んだのか?」と、企業がどのようなマーケティングを行ったのかが見えるようになってきます。
2つ目の方法は、広告を見る目を養うことです。
私たちは、日常の中で、チラシ、ポスター、CM、SNSなどを通して、様々な広告を目にする機会があります。
それらをただ「またか…」と見過ごすのではなく、「どれどれ」と注目し、それがどのような顧客心理を狙っているのかを自分なりに分析すると、マーケティング力が鍛えられます。
例えば、たまたま目にした広告が、30代男性を狙ったものであれば、使っている色や文字のフォントは何か?キャッチコピーは何か?どのような悩みに寄り添っているか?など、学ぶことができます。
「よし!マーケティング力も鍛えたし、成功に向けて取り組もう!」
いよいよマーケティングの実践ですね!
しかし、マーケティングは「テスト」を重ねることが重要です。
例えば、広告費が100万円、あったとします。
「今回は新聞折込だー!」と、全てを使ってしまうのは、大変、危険です…。
そこで、マーケティングにおいても、PDCAサイクルを意識すると良いです!
※PDCAサイクルとは、業務やプロジェクトを効果的に行うための4つのステップ(計画PLAN→実行DO→評価CHECK→改善ACT)です。
まずは、「計画を立てる(PLAN)」です。
一度の試みで完璧な結果を得ようとせずに、100万円のうち、最初はSNS広告に2万円、新聞折込に2万円、キャンペーンに2万円など、どこにどれだけ広告費を使うか「計画」をしましょう!
そして、次は「計画の実行(DO)」をして、「結果の評価(CHECK)」を行います。
その時に、費用対効果が最も高い広告はどれだったかを評価します。
また、同じ広告であったとしても、デザインやタイミング、ターゲット選定を変えて複数回、行った場合は、どれが最も効果が出たか評価します。
最後は、それらの評価を踏まえて「改善案を実行する(ACT)」です!
次に行う広告では、1回、「テスト」を終えている状態なので、良かった広告に比重をけけて行うのが良いです。
このように、PDCAサイクルでマーケティングの「テスト」を何度も行いましょう!
この「テスト」の回数が、マーケティング成功のカギと言えます!
「これでゴリゴリと売っていくぞー!」
良い心意気です!
しかし、ここで注意しなければならないことは、「押し売り」になっていないか?という点です。
マーケティングの成功は、顧客心理をどれだけ理解できるかにかかっています。
つまり、営業をかけなくても「商品が勝手に売れていく」を顧客心理を突いた仕組みを整えることが何より重要と言うことです。
これこそが、最初に話をした消費者が購入するまでのスムーズな「流れ」を作ることです。
誰のどんな悩みを解決する商品なのか?
その商品を手にすることで顧客はどのような未来を得ることができるか?
その商品を今、持っていないことで顧客はどのような損をしているのか?
今すぐ、その商品を購入するメリットは何か?
このようなことを意識して、ホームページやSNS、チラシ、営業トークの内容を整理しましょう!
そうすれば、こちらから「買ってください」と言わなくても、顧客から「その商品、ほしいです!売ってください!」と言ってくれます。
以上が「思ったように商品を売る」ためのマーケティング力についてでした。
マーケティングは学ぶだけでなく、実践してこそ力がつきます!
以下を意識しながら、今日から行動を始めてみましょう!
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